心があまりよい状態ではないという経験をお持ちの方は多いことでしょう。自分自身や時間で立て直すことが出来ない場合、抗精神病剤を使い「治療をする」という場合もあります。向精神薬にもさまざまな種類があり、さまざまな症状もあるものです。

その中でも今回は「抗躁薬」と呼ばれるものについて見ていきましょう。

■抗躁薬とはどのような抗精神病剤なのか
一言で言えば躁状態を緩和させるという働きをもつ薬になります。躁うつ病の場合、精神状態の落差が激しいために安定的にする必要があります。その際使用をすることが多い薬剤なのです。

■使用される薬剤について
「炭酸リチウム」
代表的なものともいえるでしょう。取り扱いには注意が必要で、医師としっかり相談をした上で服用していただくのが原則となります。副作用として考えられるのはリチウム中毒です。しかしながら、原則として血中濃度を測定しながら適量を決定していますので重篤な症状に陥るという可能性は少ないでしょう。

他に考えられる副作用としては食欲不振や下痢などです。

■相談しておきたいこと
リチウム製剤を服用されるという場合、一部の利尿剤や解熱鎮痛剤とは併用が出来ません。もし、服用している糖場合には事前に医師に相談と確認を行うようにしましょう。また、自らで薬剤の管理がしにくいという場合には近親者・家族などに頼むことも大切です。

■精神を安定的にさせるということ
躁うつ状態は、身体的にも疲れてしまうということもありますので、こうした薬剤を用いてまずは安定的な環境を作るということが多いでしょう。あせることなくじっくりと向き合うことによって、減薬も可能なものですが自らの判断で調整するのは危険です。

くれぐれも医師の指示に従い用法用量を守るようこころがけてください。